事例

「ハンコ代は、支払うべきですか?」

投稿日: 作成者: 管理人

例えば、兄弟全員が遠方に住んでいて、長男である自分は、父親と同居していたが、その父親が亡くなったため、住んでいた家と土地を、自分が相続することで、話がまとまった。しかし、いざ、遺産分割協議書を作成しようする段階で、他の兄弟から、親父の分を全部継がせてやるのだから、ハンコ代を負担してほしいと言われた。このようなケースがございます。

確かに、長男以外の他のご兄弟にも、本来、法定相続分の権利があったわけです。したがって、他のご兄弟が、長男さんに全部を承継させることに同意をするということは、本来あった権利を、他のご兄弟が、放棄したというに等しいものと言えます。

ですから、長男さんが全部継ぐことに同意をする代わりに、ハンコ代として、一定の金銭を支払ってほしいという要望が出されることもあるでしょう。どのくらいのものを、ハンコ代として渡せばよいかは、特に決まりはありませんので、ご兄弟の間で禍根を残さないよう、よく、話し合うことが必要ですが、一定の基準としては、10万円から数十万円というケースが多いようです。対象となる不動産の価値や、ご兄弟の人数、支払う側の資力にもよりますので、一概には言えませんが、無理はなさらないように。

但し、事前に、その不動産を、仮に、法定相続分の割合で均等に割った場合、お一人あたり、いくらの評価額になるのかは、役所から取り寄せた固定資産税評価証明書で確認を取ることが必要です。

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