事例

「公平」って何?~~遺産分割協議の場面から~~

投稿日: 作成者: 管理人

遺産分割協議では、法定相続分をベースに、多くの方がお話を進めます。ただ、相続人の中には、同じ子の立場であっても、例えば、一方は、不動産購入の際に、親から多額の援助を受けていたり、他方は、生活が安定せず、長期に亘り、親から生活費の支援を受けていたり、別の子は、会社経営がうまくいき、子から親に対して、不動産を譲渡したり等々、ご家族によって、身内でこれまでにどのような支援がなされてきたのか、もしくは、なされてこなかったかは、まさに、千差万別です。

そうしますと、法令上の法定相続分は、あくまでも目安に過ぎず、できるだけ実態に合った柔軟な対応をすることで、調整を図るのが公平ではないかという考えも、当然成り立ちます。つまり、一概に、数字だけが同じであっても、これまでの事情や現在抱えている状況から、公平とは言い難いケースもあり、また、数字は異なるものの、実質的に公平というケースもあるということです。

事実は一つでも、それぞれのとらえ方や考え方により評価が異なりますので、遺産分割の場面では、苦労なさる方もいらっしゃいます。ただ、それぞれの相続人様が自分の考えを持ちつつ、自分以外の相続人の主張や根拠にも耳をかすこと、その上で、全員が納得できるものは何かを模索するのは、非常に意義の大きい時間と言えるでしょう。

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